ヤマトたかはしへ送る『我が闘争』著者 rets
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お元気ですか?
少し遅めの梅雨ももうすぐ終わりを告げ、
例年より少し遅めの夏が始まろうとしています。
季節柄ここ最近の私は遥か遥か遠い星、火星のネオ・ヴェネツィアを憧憬する日々が続いておりますーーーーー
性癖とは何か、私は考えました。
単なるフェチズムの事を性癖と呼んでいいものなのか。
辞書にはこうあります。
性癖(せいへき)とは、人間の心理・行動上に現出する癖や偏り、嗜好、傾向、性格のことである。近年では性的嗜好・性的指向を指すなど、セクシャルな意味での誤用が多い。
近年で「○○に性癖をねじ曲げられた」や「性癖が歪んだ」などというネットスラングはよく目にするようになりました。
それではねじ曲げられる前の、歪む前の性癖というものが本来その人にとってのピュアな性癖になるのではないでしょうか。
いえ、何か他の作品や強い情熱によって影響された性癖を否定したいわけではないのです。
私も沢山、沢山多くの歪められたフェチズムを持った人間ですから。
この度の性癖布教選手権という催しには相応しく無いのかもしれません。
それでも、私は性癖布教選手権に提示するものはせっかくならば生まれついての性癖、ピュア1番絞りを提供することこそが第1回に相応しいと思いました。
改めて私の生まれついての性癖についてお話させていただきます。
それはヴェネツィアです。
劇場版ポケットモンスター水の都の護神のアルトマーレやARIAのネオ・ヴェネツィアなど様々な作品に出てくる、イタリア・アドリア海に浮かぶ島々からなる都市です。
それでは、私の性癖ヴェネツィアについてすこしだけお話しようと思いますーーーーーーー
ヴェネツィアの素敵ポイント その1
海と共にある生活
ヴェネツィアは100を超える島々で構成された水の都。島々を繋ぐのは橋や運河です。
そのため自動車が通れず、移動や運送はゴンドラや水上バスが一般的なのです。
高潮になると街が水没してしまうほど(アクア・アルタ)
ーーーーーーーーアクア・アルタの時は普段の街並みと違ったヴェネツィアを見ることが出来るので、つい朝早く起き長靴を履いて散歩をしてしまいます。カルロのパン屋はアクア・アルタでも開いているので、散歩の帰りに焼きたてのパンを買って帰るのが私流、高潮のルーティン。
ヴェネツィアの素敵ポイント その2
芸術的な街並み
昼は青、ターコイズブルーを基準に建物の灰白色をポイントに
夕暮れ時は空がオレンジ、運河は深い青に建物は夕焼けで赤く染まり、これもまた相性のいい組み合わせです。
原色的な色合いの建物が並ぶブラーノ島
洗濯物が干してある生活感すらも非日常感を醸し出している街並みが素敵です。
ーーーーーーーブラーノ島には漁師さん達が住んでいます。私は休日に食堂で海鮮料理をいただくのがお気に入り。夜には白身魚を摘みに赤ワインを飲みながら漁師の友人、アントニオとトランプをするのが好きです。
日本の道路はアスファルトで舗装されていますが、自動車のないヴェネツィアならではのタイル。足元もヴェネツィアを感じます。
鐘楼と教会が美しい私の生まれ故郷、サン・ジョルジョ・マッジョーレ島
故郷を忘れないように基本土地はやっぱりEuro2の島。
ーーーーーーー私がヴェネツィアから旅立つ時、幼なじみのキャロルからマジック・ザ・ギャザリングのこのカードを渡されました。
私はいつでもここで待っているからいつでも帰ってきてね、という言葉と共に……
ヴェネツィアの素敵ポイントその3
歴史を重視しているところ
1162年からの伝統、ヴェネツィア・カーニバル。
仮面をつけてサン・マルコ広場で踊る祭典で、世界3大カーニバルのひとつと言われています。
お土産品としても有名なヴェネツィアン・グラス。
1291年、当時のグラス職人とその家族をヴェネツィアのムラーノ島へ強制移住させ、製造技術の漏洩を防いだという逸話があります。
ーーーーーーーーーーーーーー私は毎晩赤ワインを嗜むのですが、その時に使うのがこのヴェネツィアン・グラス。
赤子の頃からこのグラスに馴染んでいるので、他のところで作られたものでは物足りなくなってしまいます(笑)
今日も故郷ヴェネツィアの方角に乾杯。
現存する世界最古のカフェ、カフェ・フローリアン。カフェ・ラテを生んだ事でも有名です。
バイオリンやアコーディオンの生演奏を行うこともある、ヴェネツィア随一の観光名所です。
サン・マルコ広場にはテラス席も。
ーーーーーーーサン・マルコ広場はヴェネツィアの中心。観光客や地元民が多く行き来する場所。
カフェ・フローリアンのテラス席でカフェ・ラテを嗜みながら人の流れを見ていると、いつの間にか時間が過ぎていきます。
いつ来ても違う光景を見ることの出来るこの場所は私のお気に入りなので、ヴェネツィアに訪れた際には1杯頂いてみてください。
ネオ・ヴェネツィアの素敵ポイント その4
やっぱり、ネオ・ヴェネツィアに来たら
その中でも水の3大妖精の1人、
華麗なるオールさばき、そして優雅な立ち振る舞いはネオ・ヴェネツィアをさらに素晴らしいものとさせることでしょう。
ーーーーーーーーーーーーーー時々昔を思い出しちゃうけど、あの頃は楽しかった、じゃなくてあの頃も楽しかった…なんです。
きっと本当に楽しいことって、比べるものじゃないんです。
ヴェネツィアの素敵ポイント その5
ここまで上げたヴェネツィアもとても美しいものですが、私が1番魅力に感じるものです。
レンガ造りの橋。
地元民にとっては毎日通るただの通路ですが、観光民にとっては美しい光景。
細い小道。
入り組んだヴェネツィアにはこのような路地が多いんです。
長い年月を感じる建物。
ヴェネツィアの歴史を感じて思いふけってしまう光景ですね。
河と小道。
ゴンドラが日常になっているのを感じます。
レンガとタイル。
この道の先には何があるんでしょうか?
ーーーーーーーーーーーーーー
時々故郷の写真を眺めながらコーヒーを飲む、そんな時間が私は大好きです。
アルトマーレの素敵ポイント その6
水の都に相応しく、アルトマーレの美しさがこの地に集まってると思います。
ーーーーーーーーーーーーーーミドルスクールを卒業する前まで私とラティアスと友達でした。
本当は
私のわがままで着いてきてもらうなんてことは出来ませんでした。
出発の日の前の晩、ラティアスとラティオスと秘密の庭で空が明るくなるまで遊んだことは私の人生で最も美しい記憶の1つです。
ーーーーーーー今、
あの頃と同じように美しく映るでしょうか。
ふふっ、いえ、あの頃よりももっと、もーっとたくさんの素敵を発見出来るようになってるといいな。
ネオ・ヴェネツィアに帰ったらいっぱいお土産話があるから、楽しみに待っていてね。
主催者のヤマトたかはし、そしてまだ見ぬあなたへーーーーーーー